:+:+:　星屑のスパンコール　:+:+:

　　「お帰り、仁」に感激赤西　ＫＡＴ－ＴＵＮライブで復活報告

　　語学留学のため半年間活動を休止、２０日に復帰会見した人気グループ「ＫＡＴ－ＴＵＮ」の赤西仁（２２）が２１日、宮城県利府町の宮城県総合体育館で開かれた全国ツアーの仙台公演でファンに復帰を報告した。「お帰りー！！」という約８０００人の声援がこだまする中、メンバーは、６人としては１年ぶりのステージで“再スタート”を切った。

　　開演後２２曲まで熱唱したメンバー５人が一度をステージを後にすると、アンコールを求める声に交じって「仁！！　仁！！」と“仁コール”が響き渡った。デビュー曲「Ｒｅａｌ　Ｆａｃｅ」のイントロがスタートし、田中聖（２１）の「半年ぶりに皆でいっちゃうか！！」の掛け声に合わせて６人が登場すると、場内のボルテージは一気に最高潮に達した。

　　メンバーとおそろいのツアーＴシャツを着た赤西は「皆さんただいまー」と感慨深げにあいさつし、５人とじゃれあうようにデビュー曲を熱唱。温かいムードに包まれて２曲を歌った後も、６人は名残惜しそうに再びステージに現れた。

　　６人はこの日午前１０時半すぎに会場入り。楽屋ではトランプに興じるなど違和感はなく和気あいあいムードだったが、リハーサルでの赤西は、自らの動きを再確認するなど緊張と戸惑いものぞかせた。終演後は、ファンの優しさをかみしめながら「久々のコンサートで少し緊張と照れがありました。歌詞を間違えてしまいましたが、皆さんに温かく迎えていただいてありがとうございます」と感謝した。亀梨和也（２１）も「５人での活動は、トゲが刺さっているような気持ちで、悪い感じがしていたが、それがなくなったのをステージで実感できた」と興奮を隠せない様子だった。

　　赤西は２２日の仙台公演にも姿を見せる。６月１７日のツアー最終日となる東京ドーム公演まで何らかの形で参加する予定。メンバー５人でレコーディングした４枚目のシングル「喜びの歌」は、赤西のボーカルを加えて“復帰第１弾”として６月６日に発売される。 


　　待ち続けたファン感涙 

　　仙台公演の会場には、チケットがなくても駆けつけるファンが続出した。東京在住のＯＬ（２８）は「仁君が帰ってくるのを信じて半年間待っていたので本当にうれしい」と目には大粒の涙。埼玉在住の学生（２０）は「一回り成長した仁君と会えた」。仙台在住の学生（１９）は「仁君と亀ちゃんが肩を組んで登場してきたので本当に安心した。たまたま持ってたチケットが今日で超ラッキー」と大喜びした。仙台公演は２２日も。