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「KAT─TUN」5万5000人熱狂
22日にCDデビューする「KAT─TUN」が17日、東京ドームでデビュー記念ライブを行った。デビュー前のアーティストが同ドームで公演するのは史上初。メンバー6人はグラウンド部分全体を使ったステージで22曲を熱唱。結成以来5年間待ち焦がれたデビューを迎え、その喜びを5万5000人のファンと爆発させた。
「オレたちの旅立ちを一緒に盛り上がろうぜ!」。亀梨和也(20)が絶叫した。オープニングはデビュー曲「REAL FACE」。CDをイメージし、ぐるり360度を埋め尽くした5万5千人のファンと大合唱だ。
そこからは、メンバーが乗ったクラシックカーがグラウンド内を走りまわり、火柱が次々と上がるド派手なステージを展開。ダンスやラップ、さらにコントまで披露して「今までありがとう、そしてこれからもよろしく」という思いを6人が全身で表現した。
グループ結成当初から“問題児”だった。「ビンタされたこともしょっちゅう。周りが求めているものとオレたちの考えが違った」(田中聖)。単独公演129回。総動員数84万人と十分すぎる実績を積んでもCDデビューはかなわなかった。「長かった。このままできないんじゃないかなと思う時期もあった」(中丸雄一)という。
しかし、個性を貫き通した。その結果が、現在のアイドルの概念を覆すほどの存在感と超がつく人気を生んだ。この日も公演前にはグッズを求める列が2キロ以上続き、購入できるまで2時間以上かかるという異常事態となった。
22日にはシングル、アルバム、DVDを同時発売する。すでに予約が殺到し、初登場1位は確実だが、赤西仁(21)は「ミリオンを目指す。テッペンをとる」と高らかに宣言した。KAT─TUN伝説がこれから始まる。
(デイリースポーツ) - 3月18日11時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060318-00000011-dal-ent
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