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        KAT─TUNデビュー報告ツアー始動 東京ドーム公演 5万5000人熱唱



        22日にCDデビューを果たす6人組グループ「KAT─TUN」が17日、東京・水道橋の東京ドームでデビュー報告ツアー(9か所43公演)をスタートさせた。デビュー前アーティストのドーム公演は史上初めて。「ワイルド」が持ち味の6人は、デビュー曲「Real Face」など22曲を熱唱。5万5000人を熱狂させた。会場外のグッズ売り場にも長蛇の列ができ、台湾からもファンが駆けつけるフィーバーぶり

だった。ファイナル公演は5月13、14日に再び東京ドームで行われる。



        CDデビューを5日後に控えた6人が、東京ドームで歴史を刻んだ。台車に乗り、アリーナを1周しながら、デビュー曲「Real Face」の熱唱で幕開け。360度に広がる5万5000人を総立ちにさせた。



        史上初のドームデビュー。亀梨和也(20)は「結成から5年、それに見合ったことをしてきた。(ドームは)自然な流れだと思う」。赤西仁(21)も「規模は意識しない」と言ってのけた。


        強気な発言は揺るぎない自信の表れだ。コンサートの総公演数は、この日で130回。“新人離れ”した場数を踏んだ経験が「ワイルド」と評されるステージ度胸を培った。この日も「てめえら、声からして帰れよ」とファンに荒っぽいゲキ。アイドルとして異色のワイルドさに、ファンは魅了されてきた。 



        自分たちの“売り”を、亀梨は「グループというより、強い個性を持った個人の集まり。6人そろってどうこうしたいとは思わない」。ほかの5人も「個性」を挙げる。「自分が描いている完成形は、いつも人と違う」と田中聖(20)。ダンスはそろわず、練習では怒られっぱなし。わが道を貫くことが、グループの魅力になった。 



        ソロコーナーでは、田口淳之介(20)が長い手足を生かしたタップを披露。田中がラップであおり、中丸雄一(22)はボイスパーカッションを繰り出す。“六人六様”の持ち味を見せつけた。公演に来た女子高校生(17歳)は「誰一人として個性が重ならない。全員を好きになれる」と話した。



        強気なパフォーマンスの裏で、恐怖心も抱いていた。先輩のバックで出演した時には感じられなかった会場の広さ。「客席から見たら、僕らはありんこ。盛り上がってくれるか怖い」と田中。声がつぶれるまで歌おう、と気合を入れた。



        この日のチケットは即完売。プラチナ化し、会場外で5万円の値が付いた。グッズ売り場は入場制限され、2時間待ちの状態。フィーバーは海を越え、台湾からもファンが駆けつけた。



        全43公演、63万3000人を動員するお披露目ツアー。ファイナルは、2日間の東京ドーム。前人未到のデビューロードが幕を開けた。亀梨は「たとえ失敗しても、先輩と同じ道は歩きたくない」。未来は6人で切り開く。



        ◆KAT─TUN(カトゥーン) 亀梨和也(20)、赤西仁(21)、田口淳之介(20)、田中聖(20)、上田竜也(22)、中丸雄一(22)の6人組。結成は2001年4月。メンバーの頭文字と英語の「cartoon(漫画、アニメ)」から命名。02年8月に初の単独公演を開催。この時の大阪松竹座での一日11回公演は日本音楽界の最多記録。05年3月に初の全国ツアー。現在まで総公演129回、84万人を動員している。


        ◆舞台突貫工事

        

        公演前日(16日)の東京ドームでは、プロ野球のオープン戦が行われたため、ステージ設営は深夜からスタート。17日の午前8時に出来上がる“突貫工事”だった。アリーナに置かれたクレーン車からスピーカーがつるされ、セットもワイルド感たっぷり。この日のドーム公演、アリーナ会場、ドーム最終公演とそれぞれ演出を変えて行われる。





        (スポーツ報知) - 3月18日8時2分更新

        http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060318-00000028-sph-ent




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